「おしり」疲れてませんか?

腰痛を訴えるお客様に多いのが、お尻も硬くなっていることです。
「おしりも凝ってますよ~」と言うとほとんどの方が驚かれます。
それほど自覚症状が出にくい場所なんですね。

座るときに必ず接する場所ですから、負担はあって当たり前。
でも、それで「疲れた」と身体が悲鳴を上げていてはまともに座る事すらできなくなります。
そのため、おしりは「あえて」疲労に対して鈍感になっているんです。
逆に言えば、お尻に疲れや痛みを感じる時はすでに限界を超えているサイン。
無理をせずに身体のケアを行いましょう。

ちなみに、手の指なんかも同じ理由で痛みに対して鈍感になっています。
痛覚を伝えるための神経が他の部位に比べて少ないので、痛みを感じにくくなっているんです。
モノを握ったりキーボードを叩くたびに痛がってたら何もできませんものね。

さて、冒頭の腰痛とおしりの関係ですが。
腰とおしりは数多くの筋肉でつながっていますので、当然お互いの影響を受けます。
なので腰が疲れれば繋がっている筋肉によっておしりにまで疲労が伝わり、また逆もあります。
座りっぱなしでおしりに体重が掛かっていると、腰にも疲れがたまってきます。

その他、座ったままで姿勢を動かさないと背中のハリなども出てきますので、背中・腰・おしりと良いことありません。
座っているだけなのに凝ってくる! という方が多いですが、そこに原因があるんです。
身体は動かしてほぐしてあげないといけません。
長時間同じ姿勢でいると、筋肉がその状態でこわばってしまうんです。
1時間から2時間ほど作業をしたら、ちょっと立ち上がって身体を動かしてあげましょう。

最後に、椅子に座って簡単にできるおしりのストレッチをご紹介。
伸ばしたい側の足首を逆の足の膝に乗せて、そのまま上半身を前方に倒していきます。
この時、背中が丸まらないように。
股関節のストレッチになり、坐骨神経痛の原因になる筋肉をゆるめることができます。


出典:sheage.jp

しっかり伸びると、かなり気持ちいいです。
お仕事中の気分転換にもなりますので、お試しあれ。

2019年1月2日整体

Posted by souken