人工知能の描いた絵画が超高額に
海外のオークションに出品された「AI(人工知能)が描いた絵画が高額で落札された」と話題になっています。
出典:Yahooニュース
その落札額はなんと、4900万円。
芸術品の価値は見る人によって様々ですが、その値段だけでも驚きです。
なんでも1万5000点もの肖像画を解析させて描き方の勉強をさせ、AIが自ら新たに描き出したものなんだとか。
どことなく男性と女性、正面と横向きの人が混ざり合っているようで不思議な印象です。
署名には名前でなく、なにやら数式が書かれているんだそう。
金額に関しては物珍しさという事もあっての値段なんでしょうが、何も説明されずに見れば人の手で描かれたものと思ってしまいそうです。
さまざまな分野でAIの研究が進んでいるので、時にこうして驚くようなニュースが飛び込んできます。
少し前にはユニクロが在庫を管理している工場を完全機械化したというお話もありました。
24時間稼働してミスもなく、作業効率も人間がやっていた頃に比べて大幅にアップしたそうです。
初期投資こそ莫大な金額だったそうですが、人件費を削れて効率が上がればすぐに元が取れるんでしょう。
世の中にはAIや機械がどんどんと進出しています。
単純作業は人の手からますます取って代わられる時代になっていきそうです。
便利になるのは良いことですが、それまでその作業をしていた人たちは仕事がなくなるわけで、そういった面がこれからの課題になるのでしょうか。
機械には真似できないようなオンリーワンの技術を身に付けなければ、これから先の時代は難しくなっていくのかもしれません。
とは言っても、絵まで描いてしまうAIが出てくるとそれすらも危ういんじゃないかと思ってしまいます。
人と機械がバランスよく共存していける社会になってくれればいいのですが。