株式会社 悪の秘密結社
なんだかタイトルだけでもの凄いことですが(笑)
実際に存在する会社です。
先日NHKの取材があったそうで、私もその記事を見て初めて知りました。
出典:株式会社 悪の秘密結社
写真は代表取締役のヤバイ仮面さん。普通にカッコ良くて悪役に見えません(笑)
会社組織図に「怪人事部」があったり、企業理念に世界征服を掲げていたりとなかなか凝っています。
現在はご当地キャラといえば「ゆるキャラ」がメジャーな存在ですが、少し前には「ご当地ヒーロー」というものも人気を誇っていました。
中には今でも活躍しているヒーローや、地元ケーブルテレビで人気番組になるまで成長したヒーローもいるそうです。
しかしそんなヒーローにも悩みの種が。
予算不足で悪役の用意まで手が回らないのです。なんとも現実的で切実な話ですね……。
紹介した悪の秘密結社はそんなヒーローたちを救うべく(?)悪役を派遣してくれる会社なのだそうです。
正義のヒーローだって、肝心の正義をふるう相手がいなければ何もできませんものね。
ちなみに、ドラマでも悪役を引き受ける「悪役商会」というそのものズバリなグループがいます。
以前「マズイ、もう一杯」の青汁のCMに出演していた八名信夫さんという方が代表を務めている俳優グループですが、こちらも対立の描写をするために「必要な悪役」として活躍しています。
物語では当然やられ役として報われることのない悪役ですが、その存在がなければお話は成立しません。
どんな仕事にも裏方は存在して、決して目立つことはなくてもその人たちがいないと成り立たないんですね。
ところで、狛江にもコマレンジャーというご当地戦隊ヒーローがいたことはご存知でしょうか。
狛江市で予算を組んでいたわけではなく、有志の方たちが草の根で活動していたヒーローです。
残念ながら現在は活動を休止されているようですが、様々なイベントに出演したり日本酒のラベルに登場したり(笑)と活躍されていたようです。
今も活動していたならば悪の秘密結社さんとコラボする可能性もあったかもしれませんね。
狛江市公式のキャラクターとしては先日辞職した前市長との関係が取りざたされた安安丸などが話題になりましたが、実はそれ以外にも狛江市は部署ごとにゆるキャラを作っているので結構な数が存在しているのだそう。
ただ、作るだけでその後のPRをロクにしていないのでどんなキャラがいるのかまったく伝わってきません。
実際に私もどんなキャラがどれだけいるのか知りませんし。
数がいればいいというものでもありませんし、ましてや部署ごとに別のキャラを作るなど無駄としか思えませんが……。
くまモンとまでは言いませんが、狛江市として一つのキャラクターを作り上げそれに注力した方が良いのではないかなと思います。