豊洲市場、まもなくオープン

本日は豊洲市場の正式オープンに先立っての開場記念式典が行われたそうです。

新たな場所で現在の築地に負けない活気ある市場になればいいなと思いますが、やはりどうしても不安は残りますよね。
大騒ぎになった汚染水問題に加えて、先日は施設の一部で地盤沈下によるひび割れが起きていることが報道されました。
「当初から想定されていたことで、安全上問題はない」とか言っているらしいですが……想定されていたのなら何故ひび割れが起きないように、起きても対応できるようにと対策をしていなかったのか不思議です。
その場しのぎの言い訳にしか聞こえません。
問題を後回しにし、見えないように隠し、今そのツケが来ているのでしょうか。

さらには、市場の維持費用も築地に比べると莫大になるようで、年間で何十億円もの赤字が予想されているとのことです。
現在は関東近県の業者さんたちの積立金からその赤字分を埋め合わせるようになっているというお話もありますが、毎年のように赤字が積み重なっていけばいつかはその財源も枯渇します。
そうなった時、その先の補填はいったいどこから出るのでしょうか。国民の、都民の税金で賄われるのでしょうか。

大勢の人たちの生活の糧と食事に直結する大切な場所です。
今からでも、できる範囲ででも、可能な限りの改善と対策をしてほしいと思います。
「安心して食べられる」というのは何ものにも代えがたい大事なことですから。

2019年1月2日その他

Posted by souken