マイナス思考に囚われる人とそうでない人の違い

ツイッターで「嫌な記憶を思い返して引きずる人」と「素早く気分転換できる人」の違いを考察した意見が話題になっています。

全文はこちらから。
陰キャとかパリピとか単語が出てきますが、要するに社交的な人とそうでない人はどう違うのか? ということです。

本格的な研究内容というわけではありませんが、十分参考になる意見です。
まず前提として、プラス思考もマイナス思考も過去において良いこと悪いことの経験量にほとんど差はありません。嫌な経験を多くしてきたからマイナス思考になる、というわけではないのです。
語られているのは、マイナス思考の人は何か嫌なことがあると連想して過去の嫌な記憶を思い起こしてしまうが、プラス思考の人はそれがほとんどないという事。
またプラス思考の人は嫌な記憶を思い出しても「その経験があるから今がある」と考え方をプラスに持っていくのが上手いんだそう。

かといってマイナス思考が悪いのかというと、そうではないと言います。
嫌な記憶に囚われるというのは言い換えれば「一つの事に没頭してしまう」ということ。
そのため、仕事や勉強などで粘り強く集中して物事にあたれる能力がプラス思考の人よりも優れているといえるのだとか。

考察をされた方は「嫌な思い出が多いからマイナス思考になるのだという考え方は間違っている。経験の扱い方を変えるのが大事」とまとめています。
起きたことを無かったことにするのは不可能ですから、それとの付き合い方を上手くできるようにという事ですね。

加えて言いますと、マイナス思考に囚われやすい人はそれに比例してストレスも溜めやすい傾向にあると考えられます。
ストレスは万病のもとと言いますが、単純な病気という意味だけでなく身体の強張りや凝りに現れることも多いです。
私が過去に施術したお客様の中にも、ストレスの多い職場で働いて身体じゅうが驚くほどガチガチに凝り固まっている方がいました。

これは逆も言えることで、ストレスが溜まり身体が凝って自由に動かせなくなると思考も沈みがちになる方が多いです。
マイナス思考でストレスが溜まり、身体が強張ってイライラするとそのストレスからさらに思考がマイナスへ……。
まさに悪循環です。

そんな風になってしまう前にお身体のメンテナンスをすることが大事です。
身体が軽くなると自然と考え方も軽くなります。なにごとも溜め込み過ぎるのは良くないという事ですね。

2019年1月2日その他

Posted by souken