巻き爪になる原因は?

巻き爪になる原因って、なんでしょう?
きつい靴を履いていたとか、ハイヒールのせいだとか、いわゆる爪が圧迫されている状態が長く続くとなる、という話を聞いたことがあったりしないでしょうか。
もちろんそれも要因の一つではあるでしょう。
ですが根本的な原因はそこではなく、爪の構造によるものだと言われています。


出典:プチ情報.net

画像にあるように、爪は上・中・下の三層構造をしていて、ケラチンという成分が繊維状に縦・横・縦と並んでいます。
爪を切ったり爪先をぶつけたりしたときに二枚爪になった経験はないでしょうか?
あれは、層になった部分が衝撃によって剥離してしまうために起こるんですね。

問題は、この下層の部分です。
ケラチン繊維が縦に走っている下層ですが、本来は水分がたっぷりと含まれています。
ところがこれが何らかの理由によって乾燥しまうと、失われた水分の分だけ隙間ができてしまい組織が縮こまってしまいます。
すると上・中層は広がっている状態なのに下層だけが縮こまり、結果として爪全体が丸まっていき……これが巻き爪となるのです。

予防としてはお風呂にゆっくり入って爪に水分を与えてあげること。
お風呂上りにオイルやクリームを塗り込んで保湿をしてあげるのもいいでしょう。
爪切りは、深爪や端を切り落として丸く切ってしまうのは爪が食い込む原因になるのでNGです。
逆に伸ばし過ぎても爪の先端から乾燥が進んでしまうので、爪先の白い部分が1mmくらい残る程度に切るのが良いとされています。

巻き爪

Posted by souken